6月、コーナー設立!
小学3年生、理科の授業ではモンシロチョウの観察があります。
学年共通のキャベツが植えられた鉢が外にあり、授業になると観察に行く訳ですが、教室の中にあって、いつでも観察ができたらいいなぁと思っていたら…それは子どもたちも同じだったよう。
虫かごが用意され、教室での観察が始まりました。
しばらくすると、ある子どもが、
「先生、アゲハの幼虫ゲットしたんで、持ってきていいですか?」
早速、鉢も手作りで持ってきてくれました。
これは…観察するものも増えるし、ちゃんと観察できたらいいよなぁということで、子ども達に相談。
「ステキな鉢と教科書とかでしか見てなかったアゲハチョウの幼虫を持ってきてくれたんだけど、せっかくだから、みんなが見やすいところに置いた方がいいと思うんだ…どうしようか??」
「なんか、観察する場所があったらいい!」
「机とイスがほしい!」
といった感じに話は進み…
観察コーナーの誕生!!
しかもばっちり但し書きのようなものも貼ってくれました。
観察用の用紙の用意は私の役目。
休み時間になると早速お世話や観察やスケッチや…
これぞ"学び"だなぁ。
実はこの観察コーナー、進化していきました。
というのも、これまた実物は見れていなかったカブトムシを持ってきてくれる子どもがいて…
しかも気づけば貼り紙も!
この貼り紙、センスありすぎる…笑
虫めがねもあったがいいということで、理科の専科の先生にお借りして設置。
一学期の最後、ある子どもは観察してスケッチしたものを綴って、本にしていました。
興味関心から生まれる学びって、やっぱりステキだなぁと感じる場面が、観察コーナーでたくさん見ることができました。
コーナーは観察コーナーきっかけに、郵便コーナー、落し物コーナー、読書コーナー、問題コーナーも誕生。
どのコーナーも、子ども達と進化させていけたらいいなぁ!